広島記念病院&吉島病院の人間ドックを比較

国家公務員共済組合の人間ドック補助制度って検診機関が自由に選べるのだけど、特別割引料金で受診できるKKR病院が断然お得!

そろそろ自分の身体のことも気になるお年頃なので、広島市内の広島記念病院と吉島病院の人間ドックを実際に受診して比較してみました。

どちらの施設で受けるか迷っている方の参考になればと思います。

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もちろん公務員以外の人も受診できるよー

広島記念病院

受診時期:2019年夏、2021年夏

選んだ理由:職場の知り合いからの紹介

受診の流れ

受付時に渡される診察順序が印刷された用紙に従って、自分で外来診療科を回って検査を受けるシステム。無料のコインロッカーあり(2階、内視鏡のフロアなど)

最後の医師の説明は希望者のみ。

広島記念病院の人間ドック体験記はこちら!

共済組合から人間ドックの補助が出る年齢になってしまったので、消費増税前に人間ドックを滑り込み受診して参りました! どこで受診するか迷...

良かった点

  • 立地が便利(本川町電停からすぐ。)
  • 飲水は当日朝7時までOK
  • 血液の標準検査項目が豊富(甲状腺検査(TSH・FT4)など)
  • 鎮静剤を使った胃カメラはほとんど苦痛がなく、検査後は横になってゆっくりできる

残念な点

  • 一般患者さんに混ざって検査を受けるから待ち時間が長くなりがち(人間ドックだからといって特に優先されない)
  • 医師から説明を聞く場合は、検査終了後さらに2時間程度待つ必要がある(説明を聞かず結果の後日郵送も選択可)
  • 診療科同士が離れていて、階段を昇ったり降りたりと移動が多め
  • デフォルトでは検尿は最初ではない(←地味に重要。最初の内科で相談したら検尿だけ先にしてもらえました)
  • お会計は現金のみ

胃カメラ

検査方法は経口のみで、鎮静剤使用時の追加料金は不要。

ただし、鎮静剤を使った後は1時間くらい簡易ベッドで休憩しないと帰らせてもらえない&当日は車の運転不可。

胃の動きを止めるための筋肉注射アリ。

補足情報

2019年受診時は、女性は婦人科検診(子宮がん・マンモグラフィー)込みで約40,000円(KKR価格)しか選べなかったけれど、2021年時点では男女共通の30,000円弱(KKR価格)のプランになっていました。

婦人科検診は9,000円弱(KKR価格)でオプション追加できます。

また、2021年受診時はかなりスムーズで1時間寝ても11時半には帰ることができました(医師から説明を聞かない場合)。

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補助金額が3万円だから、上限に収まるプランがあるのはありがた〜い!

吉島病院

受診時期:2020年夏

選んだ理由:胃カメラ(経鼻)が選べる

受診の流れ

受付後に検尿と検便を提出して検査着に着替えたら、適宜スタッフさんの案内に従って検査を受けるシステム。更衣室にロッカー有り。

ほとんどの検査を人間ドック専用施設で実施するから移動は少なめ。

良かった点

  • 検尿が最初
  • 検査の流れがスムーズ(内臓エコー検査と内視鏡検査はちょっぴり待たされたものの、11時頃には全ての検査が終了)
  • 検査着とスリッパが準備されているから検査のたびに着替える必要がない(いちいちブラジャー外すのが手間だから助かる)
  • オプション検査項目が豊富
  • PSAは標準検査項目に含まれる(男性のみ)

補足情報

  • 会計待ち中にお菓子と飲み物のサービスあり
  • 1万円以上の支払はクレジットカード利用OK

残念な点

  • 当日0時から飲水不可
  • 婦人科検診は金曜日のみ実施だから予約が取りづらい(かなり先まで予約済みだったためオプション追加無し)
  • 立地的に車で行くのが前提だから、鎮静剤は使いにくい

胃カメラ

経口と経鼻から選択可。管が鼻を通らない時は経口に変更される。

鎮静剤の使用を希望する場合は別途追加料金(1000円+税)が必要で当日の運転不可。検査後にゆっくり休憩できるのかどうかは不明。

注射の代わりに胃の泡を消す液体薬を飲む。

感想

スタッフさんの対応は両方とも親切丁寧!

個人的には専用施設で実施する吉島病院の方が早くて楽だけど、経口で胃カメラで鎮静剤の追加料金がいらない広島記念病院の方が費用を抑えられるかも。

胃カメラ、口から入れるか?鼻から入れるか?

打ち上げ花火下から見るか横から見るか?」にかけてみました。

今まで「鼻からの方が楽」って噂を信じていたけれど、実際に体験してみたらそうでもなかったという個人的なお話。

経口

鎮静剤なし(2019年)

検査前
紙コップに入った液体の麻酔を喉にしばらく含んで吐き出す→まだまだ余裕〜

検査中
ずっとオエーの連続→しんどさMAXで、映像を見る余裕はほとんどない

検査後
麻酔の違和感が多少残る程度→違和感は1時間もすればいつもどおり

鎮静剤あり(2021年)

検査前
紙コップに入った液体の麻酔を喉にしばらく含んで吐き出す→まだまだ余裕〜

検査中
ほとんど記憶なし。痛みもなし。

検査後
ふわふわした状態で簡易ベッドに案内されて1時間休憩。起こされる頃には麻酔の違和感もなし。

経鼻(鎮静剤なし)

検査前
ゼリー状の麻酔を注射器で両鼻に注入→この時点でまぁまぁ痛いし喉に流れる麻酔がとっても不快

検査中
管が喉を通過する時にオエーMAX→ある程度管が挿入されると多少落ち着いてくるけど、よだれ垂れ流し&涙目。映像は一応見える

検査後
鼻血ブー!!→3時間近く鼻血が出たり止まったりの繰り返しで、夜になっても鼻の粘膜がヒリヒリ。時々喉の奥から麻酔の味が蘇ります。

結論

胃カメラは鎮静剤使って口から検査するのが一番楽!!

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