そろそろ身体メンテナンスも疎かにできないお年頃。
4年ぶりに大腸内視鏡を受けてきました。
といっても、特にどこかが悪いとかじゃなくて「職場の福利厚生で大腸がん検診がお得に受診できるから」という単純な理由だったり。
検便で要検査になると健康保険適用でも7,000円くらい払わないといけなくなるから、先に大腸内視鏡受けちゃおうって魂胆です。
当日は9時半に受付して、下剤でお腹を空っぽにして、診察が始まったのは14時半。
鎮静剤なしの検査は悲鳴が上がるほどの激痛で、検査が終わるまでの25分間、悶え苦しみました・・・
ちなみに、今回の検査前の下剤はモビプレップ。スポーツドリンクをちょっとまずくした感じで、なんとか飲めるお味です。

ここからが、本題の検査食のお話。
今回は検診センター受診のためか、案内や下剤と一緒に大腸検査食エニマクリン eコロンが送られてきました。
初めての検査食。楽天では1箱1,300円前後で売られているようです。

箱の中身はレトルトが5袋。温め推奨だけど、そのままでも食べられるらしいです。

栄養成分表示はこんな感じ。

ではでは実食〜
【朝食】鶏と卵の雑炊
お米はかなりどろっとした感じなんだけど、鶏肉と卵が入っているから十分な食べ応え。和風だしの香りがしっかり香ってきて、普通に美味しいです。
いつもの癖で、白ゴマやもみ海苔をかけたい衝動に駆られつつ、我慢我慢。

【昼食】大根とじゃがいもの鶏そぼろあんかけ、白がゆ
大根とじゃがいもは歯がなくても食べられるくらいしっかりと煮込んであって、鶏そぼろはしっかり食感があるから飽きずに食べられる感じ。
味付けはちょっぴり濃いめだから、無味なおかゆも難なく食べられます。

【夕食】煮込みハンバーグ、白がゆ
こちらも野菜は柔らかめ&お肉は歯応えが感じられる硬さで、デミグラス系の本格的な味わいが感じられます。
何より、食事っぽい見た目だから家族に気を遣わせなくて済むのもありがたい!

今までは「わざわざ追加費用払ってまで検査食いらないー」って思っていたけど、使ってみたら思いのほか便利で美味しくて感激!
とにかく白くて柔らかいもの(豆腐とかお粥とかうどんとか)を食べていた過去の自分を叱咤したいくらいです。
ちなみに、個人的な評価はこんな感じ↓
項目 | 評価 | 備考 |
味 | ★★★★★ | 絶品とまではいかないけれど、普通のレトルト食品に負けない美味しさ |
量 | ★★★★☆ | 小食女性なら良いけれど、もう少し食べたい欲求との闘い |
カロリー | ★★★★★ | 3食で670kcalと低カロリーなのは嬉しい |
糖質 | ★★★☆☆ | 3食で100g超えはちょっぴり気になる |
手軽さ | ★★★★★ | 温めるだけ!簡単!便利!! |
価格 | ★★★★☆ | お米はタダでもらっているから、おかゆの値段分、ちょっぴり割高感 |
検査食生活で分かったのは、食事制限されると余計に食べたくなる体質みたいです。
決してエニマクリンのせいではないよー
Webサイトに「前日はゼリー飲料などの流動食と飲み物のみにすると、当日飲む下剤の量が少なくてすみます」って書いてあったけれど、流動食どころか検査食でも物足りなくて、検査前日はずーっと食べ物のことが頭から離れず・・・。
明日の楽<<<今食べたい欲求
行動経済学の「現在志向バイアス」を身を持って実感しました。
現在志向バイアスとは、将来に得られる “大きな” ベネフィット(価値)と、今すぐに得られる “小さな” ベネフィット(価値)を天秤にかけて、後者を選択してしまうという人間の心理特性のことです。
現在志向バイアス|経済行動の心理学 – かんでんCSフォーラム
検診の結果は、とりあえず異常なさそうで一安心。
体重は1キロくらい減っていました(食べたらすぐ戻ったけど。)
次回の検査食は、間食付きのタイプにしよっと。